三貴商事では、「商品先物取引・委託のガイド」「受託契約準則」「取引本証拠金一覧」「委託手数料の額及び徴収の時期を記載した書面」を交付して、商品先物取引の危険性の説明を受けた後、準則に従って取引を委託する「約諾書」に署名・捺印し、「通知書」に住所や連絡先の必要事項を記入します。
取引の担保として取引証拠金を預託した後、「売り」もしくは「買い」の注文を指示することで取り引きがはじまります。
その後、新規注文が成立すると「売買報告書」が送付されます。
商品先物取引の決済方法については、2つの方法が存在しています。
転売または買戻しによる差金決済。
現物の受渡しによる決済です。
転売・買戻しの注文の指示の場合は、建玉を仕切るための指示をします。
仕切り注文の場合は、建玉の一部を仕切るときは、どの商品の何月限の建玉であるか。
いくらの約定値段で取り引きが成立したものであるか。
分かりやすく指示します。
差引損益金の精算では、預かり証拠金に加算。
損金の場合は、預かり証拠金から減算することになります。
現物の受渡しにより決済で売建玉の場合、倉荷証券。
買建玉の場合は、総取引金額で預けることになります。
買方の顧客に対しては倉荷証券。
売方の顧客に対しては、売付けに係る代金を渡すことで手続きが終わります。